株主優待というと、100株以上保有が条件の企業が多いですが、1株から優待がもらえる銘柄もあります。
その一つがマネックスグループ(8698)です。
今回、株主優待と配当金から総合利回りを考え、その結果実際に1株購入してみることにしました。
この記事では、
- 株主優待の内容
- 株主優待と配当金を合わせた総合利回りの計算結果
- メリット・リスク
をまとめています。
マネックスグループの株主優待の内容
証券会社グループとして知られるマネックスグループ(証券コード:8698)には、株主優待があります。具体的には次の内容となっています。(参照:Monex Group|株主還元・株主優待)
【対象】マネックス証券でマネックスグループ株を1株以上保有している株主
【基準日】毎年9月30日および3月31日
【優待内容】マネックス証券総合口座内での保有株数に応じたマネックスポイント
| 基準日における保有株数(マネックス証券総合口座内) | 付与ポイント数 |
|---|---|
| 1~99株 | 50ポイント |
| 100~999株 | 100ポイント |
| 1,000~1,999株 | 500ポイント |
| 2,000~19,999株 | 1,000ポイント |
| 20,000~株 | 2,000ポイント |
(2026/3/17時点)
つまり、マネックス証券でマネックスグループ株を1株持っていれば毎年9月30日および3月31日に50ポイント、年間100ポイントもらえます。
1マネックスポイント=1円相当なので、100ポイント=100円となります。
ただし、dアカウントの連携を行った場合は、自動的にdポイントに交換されるとのことです。
株価から優待利回りを計算してみた
2026年3月のとある日の株価は約718円でした。
マネックス証券でマネックスグループ株を1株保有していると、1年間でもらえる優待(マネックスポイント)は100円相当です。
これらの情報から優待利回りを計算してみると、
100 ÷ 718 ≒ 約14%
優待利回りは約14%という計算結果となりました。
配当金も出ている
株主優待だけではなく、マネックスグループは配当金も出しています。
2026年3月期(予想)の配当金は、30.60円となっています。(参照:Monex Group|配当の状況)
総合利回りを計算してみた
マネックス証券でマネックスグループ株を1株持っている場合の総合利回り(トータルの利回り)を計算してみました。前提条件は次のとおりです。
- 優待:100円相当
- 配当:30.60円
- 合計:約130円
- 株価:718円
これらの情報から総合利回りを計算してみると、
130 ÷ 718 ≒ 約18%
総合利回りは約18%という計算結果となりました。
「この18%という数字は大きいの?小さいの?」
そんな疑問があるかもしれません。
例えば、株主優待投資家として有名な桐谷広人さんは、総合利回り4%以上を一つの基準にしているそうです。(参考:日本経済新聞|「利回り4%以上」を厳守 桐谷流・優待投資のルール)
この基準で考えると、総合利回り18%はかなり高利回りと言えそうです。
※ただし、マネックスグループの優待は、例えば1株持っていても99株持っていても、もらえるマネックスポイント数は同じなので、何株保有するかによって利回りが変わってきます。
マネックスポイントの使い道
マネックスポイントは様々な用途に使えます。
具体的には、次のような使い道があります。(参考:マネックス証券|ポイントを使う)(2026/3時点)
- 投資信託の購入(買付)代金の全額または一部に利用できる
- 200マネックスポイントから各種通貨とリアルタイムレートで交換できる
- 他社ポイントサービスに変換することができる
- 寄付に使うことができる
- 各種書籍などのグッズと交換できる
変換できる他社ポイントサービスは次のとおりです。(2026/3時点)
- dポイント
- WAON POINT
- Amazonギフトカード
- Vポイント
- nanacoポイント
- Pontaポイント
- ANAのマイル
- JALのマイル
マネックスポイントの使い道は多いので、使い道で困るようなことはなさそうです。
いいことばかりではない?考えておきたいリスク
利回りだけを見るとかなり魅力的ですが、注意点もあります。例えば、次のようなリスクが想定できます。
優待廃止リスク
株主優待は企業の任意制度です。
過去にも多くの企業が優待を廃止しているため、将来も続くとは限りません。
株価下落リスク
株価が下がれば、優待より損失が大きくなる可能性もあります。
例えば、仮に株価が100円下がった場合、優待1年分が消えてしまうことになります。
ポイント改悪リスク・ポイント価値変更リスク
ポイントには、制度変更のリスクもあります。例えば将来的に、
- 付与ポイントが減る
- ポイントをもらえるのが年2回 → 年1回になる
- ポイント交換レートが変わる
- ポイントの使い道が減る
といった変更が行われる可能性もあります。
実際に1株買ってみることに
株主優待には上記のような様々なリスクがありますが、
- 1株だけお試しで持つならアリ
- 優待が続けばラッキーと考える
- 1株で700円台なら株価が下がっても自分にとってはダメージが小さい
と考え、1株だけ購入してみることにしました。
マネックス証券アプリでの買い方(ワン株)
私はマネックス証券アプリを入れていたので、マネックス証券アプリから購入してみました。
具体的な手順は次のとおりです。
※事前に入金をしておく必要があります。まだ入金が済んでいない場合は、こちらの記事で手順を解説しています。
▶【マネックス証券】入金に手数料はかかる?入金方法は?
1.アプリにログインし、右上の「MYPAGE」をクリックします。

2.下の方にスクロールし、「商品を探す」で「銘柄 / コード」を入力し、虫眼鏡ボタンをクリックします。

3.「ワン株注文」タブをクリックし、株数、口座区分を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

4.「取引パスワード」を入力し、「実行する」をクリックします。(すみませんスクショに収まっていませんでした…。もっと下の方に「取引パスワード」入力欄があったと思います。)

5.「ワン株(単元未満株) 買い注文 受付完了」画面が開きます。「注文約定一覧」ボタンをクリックすると、注文内容が確認できます。

6.「注文約定一覧」画面にて、注文内容を確認することができました。

マネックスグループの株主優待は「マネックス証券で保有している株」が対象となるため、まだマネックス証券の口座を持っていない場合は、口座を用意しておく必要があります(口座開設・維持費無料)。
口座開設方法についてはこちらの記事で解説しています。
▶ マネックス証券の口座開設方法を解説|初心者でも迷わずできる手順(画像27枚)
「ワン株」の手数料・注意点
「ワン株」の手数料は次のとおりです。(参照:マネックス証券|手数料)(2026/3時点)
【一般口座・特定口座の場合】
買付手数料(税込):無料
売却手数料(税込):0.55%(最低手数料は税込52円)
【NISA口座の場合】
買付手数料(税込):無料
売却手数料(税込):無料
一般口座・特定口座の場合は売却時に手数料がかかりますが、今回の私のケースでは優待目的でずっと保有し続けることを想定しているため、あまり気にしていません。
その他、「ワン株」の注意点ですが、注文の受付時間に制限がありました。
注文を受け付けていない時間帯があり、その時間に注文を出そうとするとエラーとなりました。
具体的な時間帯は次のとおりです。(参考:マネックス証券|単元未満株(ワン株)の注文について)(2026/3時点)
- 当日分の注文受付:11時30分まで
- 11時30分~17時30分頃:注文を受付けていない
- 17時30分頃以降の注文:翌営業日分となる
まとめ
マネックスグループ(8698)の株主優待は、
- 1株から株主優待の対象となる(マネックス証券総合口座内で保有している株が対象)
- 1株保有で年100円相当分のマネックスポイントがもらえる
- 配当金もあり
という特徴があります。
株価が約718円(2026/3時点)なので、
総合利回り:約18%
とかなり高い水準になります。
ただし、
- 優待廃止リスク
- 株価下落リスク
- ポイント改悪リスク・ポイント価値変更リスク
などのリスクもあるため、「優待が続けばラッキー」「株価が下がってもダメージ小さい」と思えるなら保有してもよいのではと考えています。
各証券会社で取り扱う金融商品(株式、投資信託、NISA等)への投資には、価格の変動等により元本を割り込む(損をする)リスクがあります。また、商品ごとに所定の手数料等がかかる場合があります。
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