三菱UFJ eスマート証券を調べると「初心者向け」「少額OK」といった良い評判が多い一方で、「デメリットはないの?」「失敗しない?」と不安になる方も多いと思います。
結論から言うと、いくつか注意点はあるものの、致命的なデメリットはありません。
私自身も、口座開設前はかなり慎重に調べましたが、事前に知っておけば失敗は防げる内容だと感じました。
この記事では、実際に三菱UFJ eスマート証券を使って感じた
・デメリット・注意点
・どんな人に向いていて、どんな人には不向きか
・失敗しないために意識したポイント
を、実体験ベースでまとめています。
三菱UFJ eスマート証券を使う前に不安だったこと
本当に初心者でも大丈夫なのか?
私は投資歴自体は7年ほどあり、「ネット証券=投資に慣れている人向け」という不安は、正直そこまでありませんでした。
ただ一方で、
- 初心者向けをうたっているけれど、本当に使いやすいのか
- 初期設定や画面操作でつまずかないか
- 「少額OK」とは言っても、実際は手数料負けしないのか
こういった点は、口座開設前にしっかり確認したいと思っていました。
特にネット証券は、サービスによって「説明が少ない」「設定が分かりにくい」「慣れるまで時間がかかる」と感じる可能性もあります。
そのため、三菱UFJ eスマート証券についても「初心者にやさしいとの評判もみかけるけれど、実際はどうなのか?」という視点で、使ってみることにしました。初心者の方でも、気になった点は私と同じかと思います。
デメリットを知らずに始めて失敗しないか?
三菱UFJ eスマート証券について調べていると、「初心者向け」「少額から始められる」といったポジティブな情報も目に入ります。
その一方で、デメリットをよく理解しないまま始めてしまい、後から「思っていたのと違った」と後悔しないか?という点は、やはり気になっていました。
金融サービスは、
- 実際に使ってみないと分からない部分もある
- 他社と比べて初めて気づく不便さ
- 自分の投資スタイルと合わない部分
こうした点が後から判明する可能性もあります。
「開設してみたけど、結局あまり使わなかった」
「思っていたより使いづらくて、やめてしまった」
このように後悔しないだろうか?という不安がありました。そのため、メリットだけでなく、あらかじめデメリットもしっかり把握したうえで使い始めたいと考えていました。
まずはデメリットを正直に書きますが、総合的な評価(メリット・デメリットの全貌)を先に知りたい方は、こちらの三菱UFJ eスマート証券の正直レビューをチェックしてみてください。
▶【正直どう?】三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)の手数料は高い?メリット・デメリットをわかりやすく解説
【実体験】感じたデメリット・注意点
取扱商品は万能ではない
三菱UFJ eスマート証券は、全体的に低コストで使いやすい証券会社ですが、すべての投資商品・投資スタイルに最適というわけではありません。商品別の評価をまとめると以下の通りです。
日本株:△ 課税口座での頻繁な売買には向きにくい
三菱UFJ eスマート証券の日本株取引は、約定代金ベースの売買手数料体系が採用されています。
そのため、SBI証券や楽天証券のような「条件を満たせば売買手数料が無料になるプラン」とは異なり、短期売買や回数の多い取引ではコストがかさみやすいと感じました。
長期保有を前提とした投資であれば大きな問題はありませんが、課税口座での頻繁な売買には向いていないと感じました。
米国株(円貨決済):◎ トップクラスの低コスト
一方で、米国株の円貨決済は大きな強みです。
米国株取引における外国為替取引の手数料(為替スプレッド)が非常に低く、主要ネット証券の中でもトップクラスの水準となっています。
ドル転せずに円のまま米国株を買いたい人にとっては、コスト面でかなり魅力的だと感じました。
投資信託:◎ 購入時手数料無料+ポイントが貯まる
投資信託は、すべて購入時手数料無料(ノーロード)です。
さらに、「資産形成プログラム」という独自サービスがあり、投資信託の月間平均保有残高に応じてPontaポイントが毎月もらえるのも特徴です。
長期でコツコツ積み立てる人にとって、コスト・ポイント面ともに優秀だと感じました。
プチ株(単元未満株):△ 頻繁な売買にはコストがかかる
単元未満株(プチ株)については注意が必要です。
SBI証券や楽天証券では売買手数料がかかりませんが、三菱UFJ eスマート証券では取引コストが発生します。(※楽天証券でもリアルタイム取引の場合はスプレッドがかかります。)
少額で試しに買う用途には向いていますが、課税口座での頻繁な売買には向いていないと感じました。
デイトレ信用:◎ コスト0で使える
デイトレ信用取引については、取引手数料0円、金利・貸株料も0%となっており、コスト面で非常に優秀です。
短期取引を前提とした信用取引を行う方にとっては、メリットのあるサービスだと言えます。
取引画面は初期表示がシンプル
三菱UFJ eスマート証券の取引画面は、株初心者でも直感的に使える「三菱UFJ eスマート証券 アプリ」の初期状態では、全体的にシンプルな構成になっています。
チャートも、初期表示ではラインチャートと出来高のみが表示されるため、情報が多すぎて迷ってしまうことは起こりにくい印象でした。

一方で、設定を変更すれば、ローソク足や移動平均線をはじめとする各種テクニカル指標を表示することも可能です。
そのため、「三菱UFJ eスマート証券 アプリ」は、
・最初から多機能な画面を使いこなしたい人
・細かな分析を前提に取引を行いたい人
にとっては、初期表示がやや物足りなく感じる可能性はあります。
ただし、
・投資初心者の方
・まずはシンプルな画面で取引に慣れたい方
にとっては、「最初は分かりやすく、必要になったら機能を追加できる」という設計は、むしろメリットになり得ると感じました。
それでも私がやめなかった理由
正直に言うと、三菱UFJ eスマート証券には「人によっては物足りなく感じるかもしれない点」があります。それでも私が、口座を閉じたり、使うのをやめたりしなかったのには、いくつかの理由があります。
少額から無理なく始められる
三菱UFJ eスマート証券は、投資信託やプチ株(単元未満株)など、少額から投資を始めやすい商品が揃っています。
さらに、三菱UFJ eスマート証券では、Pontaポイントを使って投資信託や「プチ株」を購入することも可能です。
「いきなり大きな金額や現金を動かすのは不安」でも、ポイント投資や少額投資から小さく始め、徐々に投資に慣れていける点は、これから投資を始める人にとって大きな安心材料だと感じました。
特に、投資経験が浅い時期ほど「失敗したくない」という気持ちは強いと思います。そんな中で、少額から、しかも現金ではなくポイントで試せる環境があることで、「まずはやってみよう」と思える心理的なハードルは、かなり下がると感じました。
Pontaポイント投資の詳しいやり方は、次の記事にまとめてあります。
▶ 三菱UFJ eスマート証券でPontaポイント投資をやってみた
操作が分かりやすく、迷いにくい
特に「三菱UFJ eスマート証券 アプリ」では初期状態では情報量が抑えられており、どこを操作すればよいかが直感的に分かりやすい設計です。
高機能なツールにありがちな「機能は多いが、どこを触ればいいか分からない」という状態になりにくく、慣れていない時期でもストレスなく使えました。
MUFGグループならではの安心感
三菱UFJ eスマート証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の一員です。
ネット証券は便利な反面、「万が一のときは大丈夫なのか?」と不安になることもありますが、
大手金融グループの基盤があることは、心理的な安心感につながりました。
三菱UFJ eスマート証券は、「誰にとっても最適」とは言い切れないかもしれませんが、投資初心者が失敗しにくい環境が整った証券会社だと感じました。
三菱UFJ eスマート証券が向いている人・向いていない人
向いている人
NISAで利用する人
三菱UFJ eスマート証券では、NISA口座内での取引については、国内株式・プチ株(単元未満株)・米国株式・投資信託ともに、取引手数料が無料です。
そのため、NISA口座をメインに利用する場合は、課税口座で気になる「日本株・米国株の売買手数料」や「単元未満株の取引コスト」を意識せずに運用できます。
米国株を円貨決済で買いたい人
米国株の円貨決済における為替コストが低く、ドル転を行わずに米国株投資を始めたい人に向いています。
為替手数料は見落とされがちかもしれませんが、コスト差はじわじわ効いてくるため、円貨決済で米国株を購入したい人にはメリットのある環境です。
デイトレード信用取引をよく使う人
デイトレ信用取引は、取引手数料・金利・貸株料がすべて0円です。
短期売買を繰り返す取引スタイルでは、固定コストがかからない点は大きな強みで、デイトレード中心の方には適した条件だと感じました。
手数料の安さより「信用力・安全性」を重視する人
三菱UFJフィナンシャル・グループの一員であることから、資本力やブランド力による安心感があります。
「最安であること」よりも、長く安心して使える証券会社を選びたい人には、心理的なメリットが大きいと感じました。
少額・ポイント投資から始めたい人
現金をいきなり使わず、Pontaポイントで投資体験ができるため、リスクを抑えながら投資の流れを学びたい人に向いています。
向いていない人
単元未満株を頻繁に売買したい人
売買回数が多くなる場合、手数料が気になる可能性があります。三菱UFJ eスマート証券の単元未満株(プチ株)は、SBI証券や楽天証券のように「売買手数料が完全無料」のサービスと比べると、コストが発生します。(※ただし楽天証券のリアルタイム取引の場合はスプレッドがかかります)
日本株を課税口座でガンガン取引したい人
日本株の取引については、SBI証券や楽天証券などの「一定条件を満たすと売買手数料が無料になる手数料体系」とは異なり、三菱UFJ eスマート証券では約定代金ベースの手数料体系が採用されています。そのため、取引頻度によっては、他社の方が手数料面で有利になるケースもあります。
失敗しないために私が意識したポイント
目的を「少額・長期」に絞った
三菱UFJ eスマート証券を使う際、「頻繁に日本株や単元未満株(プチ株)を売買したい」という目的は持たないようにしました。
私が意識したのは、
・少額から無理なく始める
・長期目線でコツコツ続ける
というスタンスです。
NISA口座であれば取引手数料を気にする必要がなく、日本株・単元未満株(プチ株)・米国株や投資信託を長期保有前提で持つ使い方とは非常に相性が良いと感じました。
「この証券会社で何をするか」を明確にしたことが、後悔しなかった一番の理由だと思います。
1社ですべて完結させようとしなかった
「この証券会社1社ですべてをやろう」と考えると、どうしてもデメリットが目につきやすくなります。
私は、
・長期投資・ポイント投資 → 三菱UFJ eスマート証券
・日本株・単元未満株(プチ株)の頻繁な売買 → 他社証券
というように、用途ごとに使い分ける前提で利用しました。
その結果、「ここは弱い」「ここは強い」という特徴を冷静に受け止められ、「思っていたのと違った…」という失敗を感じにくくなったと思います。
期待値を上げすぎなかった
三菱UFJ eスマート証券は、
・日本株・単元未満株(プチ株)のアクティブな短期売買向け環境
を求める人向けの証券会社ではありません。
その代わり、
・操作が分かりやすい
・少額から始めやすい
・MUFGグループならではの安心感がある
という「堅実さ」が強みです。
最初から「投資初心者でも安心して使える証券会社」という期待値で利用していたため、「思ったより物足りない」という不満が、後悔につながることはありませんでした。
まとめ|デメリットを理解した上で使うならアリ
三菱UFJ eスマート証券には、
・単元未満株(プチ株)の売買コスト
・日本株を課税口座で頻繁に取引する場合の手数料
など、人によっては「物足りない」「向いていない」と感じるデメリットがあるのは事実です。
ただし、それらは使い方次第で回避できるものであり、「知らずに始めて後悔する」というほど致命的な欠点ではありません。
特に、
・NISA口座での利用
・少額・長期投資を前提とした使い方
・ポイント投資や投資デビュー目的
といったケースでは、デメリットよりもメリットの方が上回りやすいと感じました。
三菱UFJ eスマート証券は、「何でもできる万能型のネット証券」ではないと思います。その一方で、目的を絞って使うなら、投資初心者には十分すぎる設計だと感じました。
デメリットをきちんと理解した上で、「自分の投資スタイルに合っているか?」を考えて選ぶのであれば、後悔しにくい選択肢のひとつだと思います。
「使い方やデメリットは分かったけど、実際の始め方が不安」という方に向けて、口座開設から初期設定までの流れを、別記事で詳しくまとめています。「何から始めればいいか分からない」という方は、参考にしてみてください。
▶三菱UFJ eスマート証券の口座開設方法
現金を使うのが不安な方は、Pontaポイントを使った投資方法について解説したこちらの記事も参考になると思います。
▶三菱UFJ eスマート証券のPontaポイント投資方法
当サイトの情報は個人の見解・体験をもとに作成しており、特定の金融商品の取得を勧誘するものではありません。
投資に関する最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
掲載情報は正確性を保証するものではなく、最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。
